06 / 10 · 人物と背景
背景に独立した光の役割を与える
主光、背景光、輪郭光に別々の範囲を担当させます。

写真の三つの照明が担う役割
上の作例で顔を照らす左の主光、背景へ向けた小型灯、肩側のストリップ光源の役割を読みます。
- 1主光 → 顔
- 2背景光 → 壁
- 3輪郭光 → 肩
明るい壁も暗く写せる
背景の明るさは壁色だけでなく、壁に届く光と顔基準の露出の関係で決まります。人物を離すと二つの領域を扱う空間ができますが、距離だけで黒くなるわけではありません。窓、天井反射、他の照明も確認します。
背景光を第二の主光にしない
壁に光の円やグラデーションを作る灯は壁へ向け、頬やレンズへの漏れを抑えます。主光も壁全体を洗わないようにします。グリッドは広がりを、フラッグは特定経路を制限し、それぞれ担当領域を守ります。
必要な縁だけに輪郭光を残す
暗い髪や肩を暗い背景から読みやすくする光です。全身を同じ太さの白線で囲む必要はありません。光源がレンズに入りフレアや黒浮きを起こさないか、カメラ位置から確認して遮光します。